『「花」を送ります('24/05)』
優子です。
3月にジンチョウゲが咲きました!
毎年、毎年、ジンチョウゲを見ているわたしなのですねえ。

【ジンチョウゲ(沈丁花)】
別名  ヅイコウ(瑞香) リンチョウゲ(輸丁花) センニコウ(千里香) センリバナ(千里花)
原産地  中国南部・ヒマラヤ地域
花言葉  永遠・不死・不減・勝利・実らぬ恋・栄光

ジンチョウゲは花の香りが良く、
クチナシ、キンモクセイと並んでいて、三大香木はーつに数えられいます。
中国から日本に渡来して、室町時代にはすでに栽培されていたようです。
香りのよい花は白やピンク。
枝の先端に、20個ほどの小さな花に集まり、
塊となって咲く姿が特徴的です。
甘い香りで、春の訪れを知らせてくれます。
また、ピンク色のものは、恋愛運や金運をアップする効果があるそう。
西南の方向で、玄関近くにいるそうだとか。
ただ、実や木に毒を持っていて、実は猛毒だそうです。

・沈丁花 青くかをれり すさみゆく 
           若きいのちの なつかしきゆふべ    若山牧水  

・そぞろにも 知らぬ世界の 匂ひする
           臙脂の色の 沈丁花かな        与謝野晶子

・ゆつくり 湯に浸り 沈丁花                種田山頭火          

・沈丁花 鳩の羽風は ややきびし              中村汀女

・人に迫る 沈丁の香や 手水鉢               政岡子規

・風死んで 沈丁己が 香に爛(ただ?)る           楠本憲吉

(3/11受信)