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お出掛け編 T (1992年〜1994年)

私の女装修行時代である「エリザベス会館」時代(1990年6月〜1994年8月)のイベント外出の写真です。
通い初めた頃は、主に平日に行ってたので、週末の外出イベントには参加できず、その楽しさを知ってイベント常連組になったのは、1993年頃からでした。こうしたイベント外出を通じて、私は世の中で「女」として振る舞う心構えと技術を身につけていきました。
それと、下町育ちのスタッフさんに、江戸情緒が残る東京下町の四季折々の年中行事の味わいを教えてもらったのも、この時期の収穫の一つだったと思っています。

 
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(1994年1月)
買ったばかりのフェイクファーのコートを着て新年会にお出掛け。

(1994年1月)
新年会で行った亀戸のスナック「シャローム」で。「お水娘」へのあこがれが、募ってきた頃です。

(1994年5月)
亀戸天神の藤祭りで。お好み焼き屋のお兄ちゃんが「ほい、美人はおまけ」と言って一つ頼んだのに二つくれて、「女って得だなぁ」と思いました。

(1994年5月)
お江戸以来の藤の名所、亀戸天神の藤は長い花房が特色です。ここでは、カメラおじさんの標的によくされました。

(1994年5月)
亀戸天神からの帰り道、満開のつつじの花をバックに。

(1994年6月)
小岩のキャバレー「ハリゥッド」で、呼び込みのボーイさんと。私たちが研修に来たと勘違いしたNo1ホステスさんに「プロで通用するのは、あなたとあの娘の二人だけね」と言われました。ちなみに「あの娘」とは、現在、新宿花園8番街の「たかみ」のママをしている村田高美さんです。

(1994年7月)
浅草寺のほうずき市で。藍地に桔梗を白く染めぬいた浴衣に紫の縞の帯という艶っぽいお江戸の姐さんという作りです。

(1994年7月)
浅草寺のほうずき市で「新門の姐さん」風に。「新門」さんは「新門の辰五郎」の伝統を引く老舗です。

(1994年7月)
浅草寺のほうずき市で。色とりどりの風鈴をバックに。

(1994年8月)
東京湾納涼船で、たまたま乗り合わせた女性たちと「CCガール」風に。この直後に「エリザベス会館」を去ることになります。